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エアコンの豆知識 2022.11.13

業務用エアコンの修理と入れ替えの関係


業務用エアコンが故障した時は修理と入れ替えどっちがお得?


 

 


ズバリ!!購入してから何年経過しているか

 

業務用エアコン使用 1年未満

 

業務用エアコンの場合、一般的な保証期間は1年のケースがほとんどになります。稀に保証を別途付属する場合がありますが、基本的には1年で終了になります。
 上記記載内容通り、購入後1年以内であれば保証が適されて無料で修理を受けることができます。
また、購入後1年程度であれば最新機種との性能差も少ないのでわざわざ買い替えるメリットはなく、修理で済ませるのがオススメです。

 

業務用エアコン使用 7~8年未満

 

一般的にエアコンの寿命が10年と言われております。メーカーの対応年数も10年程度に設計されております。7~8年ほどで新しいエアコンへ買い替えるのはもったいないと感じる方も多いかもしれません。購入時に7年や10年といった長期保証を付けている、そのような場合は可能な限り修理で済ませた方がお金を出さずに済みます。
一方ですでに保証期間が過ぎてしまっている場合、まずは修理費用がどのくらいになるのか業者に見積もってもらいましょう。
見積もり代金と購入費用とを比較して購入代金の方が安いか、二分の一以上の修理費用が見込まれる場合には新製品への買い替えがオススメであり一般的です。例ですと、コンプレッサーが壊れると大体のケースで二分の一程度の金額になります。この当たりの例から入れ替えを始めるケースが多くなってきます。

 

 

業務用エアコン使用 9年以上

 

エアコンの買い替え時期として購入後9年は重要なタイミングです。

それは、大概のエアコンメーカーでは交換用や補修用の部品の保有期間を生産終了後9年間と定めているからです。
もしも生産終了後9年を経過しているのであれば修理したくてもできないケースも稀にありますので、必然的に買い替えが最善の選択ということになるでしょう。ですが、この時期程度であれば部品が無い事の方が稀ですので金額が高くなるような修理以外は、修理で済ました方が得と言えるでしょう。ですが、約9年程度も年月が経っていると最新機種の方が電気使用量が少なくなっている場合も多いため、ランニングコストとも比較していく時期になるでしょう。

 

 

業務用エアコン使用 15年以上

 

業務用エアコンは定期的にメンテナンスを行えば、15年以上使い続けることができます。ですが、突発的な故障に見舞われる確率は高くなってしまいます。また、夏場に故障してしまう場合も多いためこの使用年月経過になると故障していなくても入れ替えを検討していく必要がある時期になります。
購入してから15年以上経過したエアコンが故障した場合には、買い替えた方がお得です。
前例で申しますと、15年前の製品と最新の製品を比較すると消費電力はおよそ半分になっていることに加え、経年による性能の劣化でその差はさらに大きくなっているからです。

 

 


故障内容により金額が大きく違ってくる


 

一般的に一番多い故障やお困りごとの一つが水漏れ

 

エアコンは冷却すると共に、室内機内部で結露水を発生させます。通常であればドレン配管を通って外部へ流れている仕組みになっています。業務用エアコンの種類にもよりますが室内機内部にドレンアップ装置という部品が入っている事が多いです。この部分が詰まったり、故障してしまうと水漏れを起こす原因になります。

家庭用エアコンなどにも言えることですが、エアコンは定期的なメンテナンスや分解洗浄をして使用環境を整えていく必要があります。水が発生する事で一時的に水が溜まるドレンパン部分にスライムが発生してしまうからです。

もし業務用エアコンや家庭用エアコンの洗浄をしていない方はこの機会に是非エアコンの分解洗浄をして使用環境と整えていく事をお勧めしております。

 

 

室外機・室内機付近で発生する冷媒ガス漏れの場合

 

 エアコンは冷媒ガスというガスを使って部屋を暖めたり冷やしたりしているので、この冷却ガスが漏れると効かなくなってしまいます。
 冷媒ガス漏れが起こった場合はまずどの部分からガスが漏れているのかを確かめるために耐圧試験を行ってガス漏れの場所を特定することが必要です。その場合、すぐに見つかる事もありますがビル用マルチエアコンなどになると配管長も長く対象機器も多数になるため非常にコストと時間を要する場合もあります。
 ガス漏れ箇所特定後、溶接してガス漏れを止め、冷却ガスを再度注入するという作業を行います。ですが、場所により溶接不可の場所で漏れる事も多いためその場合には部品交換になります。 また、機械内で漏れた場合は部品交換に加え、部品によっては室外機をすべて分解して交換を要する場合もあるため高額になりがちです。
そのため、結果的に修理するよりも買い替えた方がお得なケースも出てくるでしょう。

 

 

室外機の異音や振動・ブレーカーが落ちるなど

 

室外機が異音を出すようになったり、ガタガタと振動したりするようになったときはコンプレッサーの異常やファンモーターの異常を疑いましょう。
コンプレッサーは冷媒を圧縮して室内機と室外機の間を巡回させる、人間でいう所のエアコンの心臓です。
コンプレッサーの経年劣化や故障による不具合の場合は修理を行うことで騒音や振動を大きく軽減することができる事もあります。
コンプレッサー交換には、単純な部品交換でなく室外機の分解などが必要な重修理となり、コンプレッサー自体も非常に思いため修理費が高額になります。
使用年数が10年を超えている場合には買い替えた方がお得になることが多いかもしれません。

 

 


業務用エアコン修理と更新工事 結局どっちがお得なの?


 

 

 業務用エアコン故障の場合、買い替えと修理とどっちがお得かは、結局の所使用年数と故障個所によって変動すると言えるでしょう。

 安価な修理費用で済む場合は間違いなく修理で済ませた方が良いと思います。ですが、年数経過と共にメーカーのストック部品もなくなるため部品供給不可の場合は必然的にエアコンの更新工事になるでしょう。

 エアコンが故障してしまったり、効きが悪くなっている場合にはとりあえず業者に診てもらいどれぐらいの金額がかかるのか確認するのがベストでしょう。